学校で習った覚えがないのに、村野四郎という詩人をどこで知ったんだろう
一冊だけベスト集？みたいなのを持っているきりなんだけどね

『体操詩集』という、え、何それ的な斬新な詩集があって、読んでみたら美しくてびっくりします
『体操』『鉄鎚投』（ハンマー投げの事）『高障害』（ハードルの事）『競争』が特に好き
といっても私が持っている一冊きりは抜粋だから、読んでないものの方が多いはず

でも今日はそのどれでもなくて、『体操詩集』ですらないものを書こうっと

その一冊きりの巻頭に据えられた『霊魂の朝』

　　「霊魂を食べて　ふとるのよ」
　　というこえが　どこかでしたので
　　急に胸がわるくなって目がさめた

　　厨房の扉があいていた
　　母親が痩せた息子に　もういちど
　　「ベーコンを食べて　ふとるのよ」
　　と言っているところであった

　　まこと肉と霊のだんだら模様の春だ
　　ユスラウメが咲いている


はー暑い
今日から急に蒸し暑くて顔がベタベタします
パソコンをつけるとパソコンの熱でボーっとするし