私が派遣されてる会社にも新卒の新入社員さん達が加わりました
私服の先輩社員さん達に混じって彼らはまだスーツ(を少し簡単？にして着てる)
まだ少し緊張してキビキビ動こうと振舞い、初々しくポッと赤い頬につやつやの白い肌
みんな子犬みたいなひたむきな目をして教育係の先輩達の指導を受けています
若々しく美しいです

彼らを見ていたら、私のような取り柄のないオバサンが今更に転職して新入社員になんて無理だな、と思いました
転職活動さえできない私
履歴書一枚さえ書けない私
新入社員の彼らはほんの数ヶ月前はキャンパスを闊歩する大学生で、つい数ヶ月前に人事の前で背をのばしてやっぱり頬を上気させながら面接をして、ここにいるわけだ
ずっと年下なのに強い彼ら

あんなに初々しくて、ちっとも怖そうじゃないのに、大勢の他の大学生に勝って選ばれた特別な人達
いいなあ
格好いいなあ

強くて若くて美しい彼ら
一年後にはすっかり私服になって、先輩社員さん達と見分けつかなくなってるんだろうなー
先輩社員さん達もああいう時があったんだろうなあ

私もああいう人生を歩みたかったんだ
なんて言ったら笑われてしまいますか
くじ引きで人生が決まるわけじゃないから、彼らは努力して歩んで来て、私は怠けて流れて来たから、こうなんです
自業自得のくせに、ああいう人生を…なんて考える私を笑いますか
私は私になんか産まれたくなかったです

負け組だなあ
人生だめにしちゃったなあ
もうつまんない事しか待ち受けてないな
あとは辛いばっかだな
自業自得だから誰も恨めない
そんな事を思う4月の今日この頃です

完全にレールから外れてるし、精神的な欠点も改善できずにいるし、もうレールの上には一生戻れないんだろう…
確かに乗っていた時もあったのに、もうレールがどれだけ上空にあるか分からないくらい見えません
暗い暗い底辺で、年ばっか取って