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11月 24日 日曜, 2024年
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06月 17日 日曜, 2012年

そういえばしばらく前に父が急死しました
まだ年金ももらってないし働いてたし、早死にですよ~
さてそろそろ年金もらおうかって時に死ぬんじゃ納め損ですよね

悲しくなくて戸惑います
意地っ張りな私だってさすがに悲しく…と思ってたのに全然だし…
いや待てよ…後から遅れて来るのかもしれん
と思って待ってるけど、ずいぶん経つのに、悲しみを待ってる事すら忘れてたし…
今そういえば!て思いだしたけどやっぱ何も込み上げて来ないし…
本当にほんのわずかすら悲しくなくて戸惑うぞ
正直に告白するとラッキー、とは思いました
死んで欲しいと思ってたんじゃないですよ
でも中途半端に助かって要介護になるのは嫌だよー正直…
入院も手術も闘病も無しで、なんにも煩わせず、出費まで最低限に抑えて急死したんです
立派な死に方です
私もこういう死に方をしたい!

ボケたり厄介者になる前に、ソコソコ生きた後で、しゃっきりしてる内に電光石火で死ねたら、本人にも家族にも楽ですよね
私も父のように死にたいです
どうせ治らないのにお金使わせて世話させて家族を消耗させて死ぬなんて嫌です
世話になるのは死体の始末だけでいい

もちろんラッキー!なんてここでしか言ってませんよ…
人並に育ててもらったのに、きっと私は自分自身でこんな性格に育っちゃったから、それは申し訳ないです

しかも猫の時は違った…
シューシューの死はずっと恐れていて、いざ亡くした時はやはり死体に泣きすがり、何年経っても何度も何度も思い出します
思い出す事がいっぱいあるんだ
私のわずかな優しさと希望はすべて彼女がくれたものだから

父の葬儀の間は一匹で留守番している猫が心配でした
父はもう死んでるからどうもならないけど、猫は生きてるし…
父は私の知らないとこで案外慕われていたらしく、意外と弔問客があり、有り難い…と思いつつ頭の中は猫でいっぱい
私以外の家族は社交的(それも人並以上に)だから、その知人なども足を運んで下さいました
わざわざ喪服着て香典包んで…なんて良い人達なんだろう…
人の繋がりって本当に貴重なんだ…と見せつけられた気がします
でも私にはできない
だから私の知人の弔問はありませんでした
私には知人がいないから、誰も来っこありません

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