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11月 26日 火曜, 2024年
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08月 25日 月曜, 2008年
サザエさんといえば、私は見てると悲しく切なくなるんです
可哀想に、あの人達の残酷な不幸
ウキエさんとか若い連中はラッキーですよ
波平が腰を痛めて湿布を貼ったり、フネの老いた皺を見るたび悲しいんです
この人達は最初から老人、最終回のない永遠の老人
平和そのもののサザエ界には不幸な人達が実は多すぎる
ジンロクさんが受験に受かる事はない
そうとも知らず永遠に受験勉強をしている彼
のうのうと、もう幾度も読んだ参考書を、読むたび読むたび、読んだ事を忘れて小脇にたずさえ続ける!
もし受験日が訪れないと知ったら、そんな生活投げ出すはずなのに!
そして何かと将来を語るワカメとタラ
「タラちゃんが小学生に上がったら自転車を買ってあげる」
その約束は何の意味もない、タラちゃんは小学生にはならない
お前は一生自転車に乗れない
それも知らずに「きっとですよー」とか言っちゃって
サザエに限らず、アニメを見てると悲しいです
老人キャラは生まれた時からずっと老人で、腰をまげて、何も知らずにお迎えを待ちぼうけ
サザエ界では特に、その永遠に止まった時の長さの分だけ、より悲しい
反対に、若い連中はいわゆる不老不死ってやつだから、得ですよね
サザエさんでそういう不幸なシーンを見る時、戦慄さえするんです
もしかして自分もそういう時空の中にいやしないか、とも疑います
昔からそういう事を思って心配なんだけど、考えすぎかなぁ
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