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08月 08日 水曜, 2007年

おとといは、長い長い1日でした
開院と同時にユトを病院へ連れて行って、発病を告げられました
助からないなら安楽死って2年前に決めてありました
苦しみながらやつれて死んでいくのはイヤです
安楽死の後の、まだあたたかな柔らかいお腹、だけど抱き起こした腕からぐったり垂れた頭
家に連れ帰ったらすぐ埋葬に行くつもりでした
大好きなオモチャ、缶詰、いつものキャットフード
毎晩一緒に寝ていたシーツにくるんで、お骨にするより綺麗な公園に埋めてやろう
首輪だけ手元に残しておこう
だけど本当にそんな事望んでるんだろうか、とふと思ったんです
いくら綺麗な公園といっても目を覚ましたら知らない場所じゃ可哀相です
ユトリが好きな所といえば…ユトリはいつも佳壇と一緒にいたがって、いつも同じ部屋にいて
そう思って結局、葬儀屋へ電話しました
その後、葬儀屋が来るまで猛然と掃除しました
ユトリが使っていた食器は勿論、トイレまで丸洗いして、白い毛を掃除機で吸い、雑巾で拭き、椅子を磨き
関係ないとこも含め、ひたすら掃除して、汗ぐっしょりです
その間ユトリはベッドに寝かせてたんだけど、本当に寝ているようで、掃除にのめり込むあまりユトリが死んだ事を忘れて、寝てるんだと勘違いしてハッとする事数回

葬儀屋では他にも火葬に来た家族を見かけたけど、1人で来ているのは佳壇だけでした
ユトリには佳壇しか見送る人がいないのか、と思ったけど胸を張っていました
佳壇だけの猫だった、それを自慢に思っています
お骨になる頃には、安楽死を遂げた時も、まだ生きていた朝も、ずっと以前の事のようで、同じ日にあったのが不思議でした

葬儀から帰るとすぐに岩盤浴に行きました
部屋でお骨を抱えてメソメソするのは嫌でした
でも疲れのせいかやたら汗が出て、2回入っただけでびしょぬれ
気分も悪くて結局すぐ出てしまいました

今度はすぐにゴゴを連れて再び病院へ
ユトの病気が移ってないか検査してきました
ゴゴの結果は白でした
本当に嬉しくて、救われる気持ちでいそいそと家に帰ったのに、家に着いた途端、急激に悲しくなりました
じゃあどうしてユトリだったんだ(元々ユトリの持病なんだから変な疑問)
心積もりはあったはずなのに、ユトは普通の猫より元気だったから、発病しないかもって半ば信じていました
ありきたりな疑問に打ちのめされて泣くのも束の間、今度は毛布とシーツと枕カバーを洗いました
いつも一緒に寝たベッドじゃもう寝れません
ユトリの毛がフワつくベッドは洗ってしまわなければ

唯一良かったと思ってるのは、安楽死のタイミングが早かった事です
まだやつれてもなくて、フックラした飼い猫らしい姿で死ねました
だけどもう1日早くても良かった
佳壇は夏ばてと勘違いして、濡れたタオルで拭いてやったり、冷やした水をやったり、クールシートを買って来たり
全然違いました、息が出来なくて苦しかったのに
だけどその目はすがるようでもなくて、ただ見開いてました
それでもやっぱり、もう1日早く気づきたかった
丸一日苦しい思いをさせた

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