結局、病院に行かず仕事に行きました
ネットにも飽きて、夜が明けるのを静かに待っていたら、気が変わってしまった

金欠はさておき、自分の年齢と傷を見比べて、怖じ気づきました
20代半ば、堂々たる年齢に不釣り合いな、幼くて醜い傷…
忙しくも懸命に働く人達を、こんなもので煩わせるのが怖いです
思春期で終わらせとけよ、後がつかえてるのに！と思われること受合い
今日片付けないと後々面倒になる仕事もあったし
性格破綻のオバサンに連絡を入れて休みを請うのも気重

布団の事は気にせず寝て、朝起きて血まみれなら病院、平穏なら仕事
起きたらどこも出血してなくて、なんだ全然行けそうで悩み損だった、と出勤
会社でも横漏れせず、帰宅後にナプキンを外した時も、砲台は静か
良かった…と傷口を見渡して気付いた、時間差伏兵またもや
昨日は血かむってて気付かなかったけど、もう一本、血管出てる
切断面を出した砲台と違って、無傷の側面です
傷口の片側の壁から出て、反対側の壁へ潜っていく管が…
ぶっといです
治ろうとする肉に押し上げられちゃったのかな…ちょっと嫌な太さだよ
大海原から町中の川にひょっこり迷い出たアザラシ血管
人体の治癒力すさまじく、肉が膨張して帰り道は閉ざされています

早く2本とも肉の中に帰ってほしいです
少し見えてる程度ならいいけど…つまみ出せる程しっかりあらわになっていると…落ち着きません
ドキドキ