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03月 25日 月曜, 2013年

   はるきたり
   みそらにくもら
   ひかるとも
   なんぢはひとり
   かなしまず行け。

   宮沢賢治

もうじき四月
春は多くの人の旅立ちの時
なんぢはひとり
かなしまず行け。

明治生まれの賢治先生の文章は難しくて子供向け以外は大抵読めません
『春と修羅』とかさっぱり通じねぇ…
たまに分かる文章は綺麗だから、分からない文章ももし分かるならやっぱり綺麗なんだろうなあ
ああ日本人なのに日本語に疎いってもどかしく悲しい
日本語ってきれいで好きです
音や字面はどうか知らないけど、文法とか活用形が

昔の文章って親と先生に敬語なのもかっこいい
「先生がおっしゃいました。」とか~!
親子でサン付で丁寧語の会話もかっこいい
「佳壇サン、しっかり勉強するのですよ」「はい、お母さん」とか~!
小川未明の何に萌えるかと言えばこの丁寧な会話よ

手紙の文章で「~たし」とか「~らん」とか語尾が古語なのもかっこいー
なんで急に廃れちゃったんでしょうね
私も使ってみたいけど、今時「~たし」とか使ったらギャグみたいでかっこよくない

戦争世代までは賢治先生ばりの文章書けますね
軍人の手紙が賢そうなカッコイイ文章でしかも私より年下でウヘー…てなります
戦地からサラッと洗練された手紙、でも字は汚い、かっこいー

劣化するのは速いね…日教組め
でも学校が劣化したとはいえ、家庭で補えなかったのでしょうか

未来人も平成の今の日本語を読んでかっこいいと思うのかな?
『第5章 若者言葉の台頭
 ・浸透するタメ口と敬語の衰退
 ・インターネットにおける言葉遣い
 ・単語だけ横文字の日本語
とか未来人の教科書は評価するんだろか…
未来人はどんな言葉を喋っているんだろう
案外、昔に回帰して古語喋ってたりして

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