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09月 22日 日曜, 2024年
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02月 24日 日曜, 2008年

綾辻行人のデビュー作、十角館の殺人を読みました
面白くて二日で読んでしまいました
孤島にある奇妙な館、連続殺人、犯人は仲間の中にいる!?という王道の設定です
でも密室は出てきません
誰にも不可能な殺人ではなくて、誰にでも可能な殺人
トリックは特になくて簡単
奇妙な館にありがちなややこしい部屋の位置関係もなく簡単
ズルい点もありません
犯人はたぶん誰もがすぐに気付きます
でも登場人物の迷発言にまんまと釣られました
犯人は確かに予想してた人だったけど、その正体にはサプライズが用意されてます
おすすめですよー!
俗世離れした舞台と簡単な殺人、分かりやすい人物像、デビュー作とは思えない文章力

推理小説といえば、最近は苦労するでしょうね
だって携帯がある
昔ながらの小説を読んでると「携帯があれば一発で解決…」と思います
連絡が取れないからこそ恋人はすれ違い、電話線を切られた館は孤立し、手遅れの惨劇や悲しみが起こって物語になるのです

去年の8月19日の日記で小説を50冊買い込んだという話をしました
そろそろ底が見えてきました
虚しい日々へのかすかな抵抗として、教養を付けるべく読書家ぶっているわけです
がしかし!
底が見えてきたにも関わらず何も教養がついてません
少し読むスピードが上がったかな、という程度…(超スローなんです)
私が買い込んだのは全てミステリー小説
よくよく考えてみると、教養になりえませんねえ!!(笑)

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