ユトリ君が家にいて、嬉しいなあ、と思うのです
ユトブーが家にいると、残念な事が少なからずいくつかあります
ちょっとした小物なんて、佳壇が仕事から帰るとこつぜんとなくなってるか、ボロクソにもぎれて散ってるんです
せっかくのオーダーメイドのカーテンは、ジャングルジムにされてみずぼらしい布に
同じくオーダーメイドのカーペットも、ユトブはよく吐くから、薄汚い布に･･･
おもちゃを色々買ってあげたけど、おもちゃ以外の物を壊すのが好き
押入れを開けるからツッパリ棒をかましたら、押入れに穴をあけようとしました
だから家具を置いてふさいで、開けるときはツッパリ棒と家具をどかさないといけないです
球体関節人形って綺麗だなぁ、なんて思っても、ユトブに乞食のような、果ては惨殺死体のようにされてしまうから買うつもりないです
せっかくひとり暮らししてるのに、インテリアが程遠い
小さな男の子がいる家になっちゃってます
実際そうなんだけどさ

でも、そんな事よりずっとずっと、佳壇は、ユトリがうちにいる事が自慢です
甘えん坊将軍で執念深いけど、かわいいです
ベッドを半分ずつ使って一緒に寝るときも、佳壇にはユトリがいて良かったなあ、と思います

そういえばこないだ隣の人がユトリを褒めてくれましたよ
ずいぶん綺麗な子って言ってくれました
そーよ、うちの子きれいな男の子、あったかいんだから