帰りの電車で、おじいさんが乗って来ました
明らかにおじいさんって容貌なんだけど、背筋がしゃっきりしてます
いかにもヨボヨボ歩きで腰も曲がって、更にオプションで杖や買い物袋なんかあれば、そりゃ悩まないさ
でも背筋まっすぐだからなー、んー、んー、しかし迷う時間はないぞ、今すぐ決めろ･･･
そこで名案思いついたんです！
｢どうぞ｣なんて、恩着せがましい事、別にしなくていんですよー！
何気ないふりして立って、別の車両に消えてけばいんです
例え｢年寄り扱いすんな！｣と思う人だとしても、目の前の席が空けばおのずと座る！
そして何気なく立ち、黙っておじいさんを通り過ぎようとすると、｢どうもすみません｣と･･･
て言われちゃうと！
｢え、何の事ですか？｣なんて否定して別車両に移っても、逆に余計わざとっぽいだけじゃん･･･(笑)
何気なさが失敗した時の事を考えてなかったから、｢え、ええいいえ、あ、どうぞ｣と少し変な人(笑)
しかもおじいさん別に不機嫌になってなかったし、むしろ謙虚だったし、結局そのあと別の席が空いて、佳壇もそこに素早く座ったし、なんだかな(笑)

おじいさんが降りる時に、佳壇のところへ来て、お礼を言いながら何か差し出しました
眼鏡を外してたから何かと思いながら受け取ったら、お花が一輪
思いがけなくて、嬉しかったです
男の人からお花もらったの初めてですー★
紳士なおじーちゃんですよねーっ
電車のシートごときで、こんなものもらえるなんて、逆にありがたいです
ワーイワーイ！花だ！花！佳壇へ花！